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  1. 大分市議会 2022-03-25
    令和 4年地域活性化対策特別委員会( 3月25日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年地域活性化対策特別委員会( 3月25日)                 地域活性化対策特別委員会記録 1.開催日時   令和4年3月25日(金) 午後0時57分開議~午後1時15分散会 2.場所   第2委員会室 3.出席委員   委員長 国宗 浩        副委員長 松本 充浩   委 員 長野 辰生       委  員 足立 義弘   委 員 仲道 俊寿       委  員 阿部 剛四郎   委 員 福間 健治       委  員 馬見塚 剛   委 員 帆秋 誠悟       委  員 宮邉 和弘   委 員 仲家 孝治       委  員 佐藤 和彦 欠席委員 なし 4.説明員
      (商工労働観光部)    佐々木商工労働観光部長中園商工労働観光部次長、    正池商工労働観光部次長商工労政課長姫野商工労政課参事、    後商工労政課参事補松田商工労政課参事補 5.事務局出席者    書記 今仁 俊輔 6.審査案件等     1、大分中心部における歩行者通行量調査の結果について     2.第4期大分中心市街地活性化基本計画策定について     3、その他                 会議概要                              令和4年3月25日                              午後0時57分開議国宗委員長   常任委員会終了後のお疲れのところ、お集まりいただきましてありがとうございます。  ただいまから、地域活性化対策特別委員会を開会します。  本日は、お手元に配付しております委員会日程のとおり報告を受けます。  また、審査に当たり、執行部出席者につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、申合せに基づき、改めて質疑質問に関係する説明員に限定し調整しております。また、マスク着用を認めておりますので御了承をお願いいたします。  なお、執行部は大きな声ではっきりと発言するようにお願いいたします。  それでは、ここで佐々木商工労働観光部長より挨拶の申出がありますので許可します。 ○佐々木商工労働観光部長   本日は、国宗委員長松本委員長をはじめ委員皆様には、常任委員会の御審議でお疲れのところ、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございます。  私ども説明員一同、的確で明瞭な説明に努めてまいりますので、委員皆様の大所高所からの御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  なお、本日は、大分中心部における歩行者通行量調査の結果について、ほか1件の報告事項がございます。担当課長より御説明いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○国宗委員長   それでは報告を受けたいと思います。  初めに、大分中心部における歩行者通行量調査の結果について報告を受けます。 ○正池商工労働観光部次長商工労政課長   説明は、地域活性化対策特別委員会報告事項資料に沿って行わせていただきます。  それでは、資料の1ページを御覧ください。  目的についてですが、この調査は、歩行者通行の特性を把握することで、今後の本市中心市街地全体の活性化施策検討のための基礎資料とするとともに、第3期大分中心市街地活性化基本計画において評価指標として掲げている、中央町・府内町間を往来する歩行者通行量経年検証を行うことを目的としております。  調査方法は、歩行者通行量調査中心市街地アンケート調査を実施しています。歩行者通行量調査は、中心市街地44地点調査員による定点観測を行っており、中心市街地アンケート調査は、中心市街地街者に対し、調査員による聞き取りにて実施しております。このアンケートにより、来街者まちなか滞留時間を確認いたします。地点は16地点で、今年度の調査総数は2,617件となっております。  調査日時につきましては、令和3年11月26日金曜日から11月28日日曜日までの3日間で、それぞれ午前11時から午後7時までの8時間で実施いたしました。  次に、調査結果ですが、中心部全体の歩行者通行量につきましては、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は38万9,141人で、昨年度と比較して0.6ポイントの増、土曜日、日曜日の2日間の合計は25万9,541人で、昨年度と比較して1.5ポイントの減となっております。  調査結果につきましては、第2期大分中心市街地活性化基本計画評価指標と同じ35の調査地点において比較を行っております。  なお、調査日時点新型コロナウイルス感染症状況ですが、今年度、昨年度ともに約1か月程度新規陽性者は確認されておりませんでした。  次に2ページ目を御覧ください。  中央町・府内町間を往来する歩行者通行量につきましては、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は4万2,227人で、昨年度と比較して12.2ポイントの増、土曜日、日曜日の2日間の合計は2万4,902人で、昨年度と比較して6.4ポイント増という結果となっております。  今年度は天候に恵まれたこともあり、昨年度と比較すると増加しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大前と比較すると、いまだ低い水準となっております。  次に、まちなか滞留時間ですが、中心市街地アンケート調査による中心部における滞在時間が3時間以上の人の割合を掲載しております。今年度の調査結果は48.8%となっており、昨年度の47.7%と比較して1.1ポイントの増となりました。  3ページ以降は、調査地点名などを掲載しております。  調査の詳細につきましては、表紙に大分中心部における通行量調査報告書と記載されました冊子をお配りしておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。 ○国宗委員長   ただいまの報告に対しまして、委員皆様から質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○国宗委員長   次に、第4期大分中心市街地活性化基本計画策定について報告を受けます。 ○正池商工労働観光部次長商工労政課長   資料の9ページを御覧ください。  本市では平成30年4月に、第3期大分中心市街地活性化基本計画策定し、内閣総理大臣認定を受け、官民で連携しながら中心市街地活性化に取り組んでまいりました。  令和5年3月の第3期計画終了後におきましても多くの事業継続中であるとともに、大規模公有地を利活用する新たな事業計画されておりますことから、今後も総合的かつ一体的に中心市街地活性化取組を推進していくことが重要と考えております。加えて、認定により受けられる支援措置がありますことから、第4期大分中心市街地活性化基本計画策定し、内閣総理大臣認定を目指してまいります。  計画期間ですけれども、令和5年4月から令和10年3月までの5年間を予定しております。  第3期計画終了後に実施が予定される主な事業ですが、現計画からの継続事業といたしまして、荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業などがあり、新規事業としましては、大規模公有地利活用推進事業等が予定されています。  認定を受けることにより活用できる支援措置ですけれども、財政的支援措置としましては、特別交付税算定対象となる中心市街地活性化ソフト事業や、公共公益施設を含む建築物整備を行う際に活用できる社会資本整備総合交付金の暮らし・にぎわい再生事業などがございます。その他の特別な支援措置としましては、大規模小売店舗立地法の手続を簡略化できる第一種大規模小売店舗立地法特例区域設定等がございます。  次に10ページを御覧ください。  大分中心市街地活性化基本計画の経緯について表にまとめております。  目標指標を御覧いただきたいんですけれども、こちらにつきましては、第1期で小売業年間商品販売額歩行者通行量まちなか滞留時間の3つを設定いたしておりましたが、全ての指標が未達成ということもあり、また、多くの大型ハード事業継続中ということもありましたことから、内閣府との協議の結果、第2期についても同じ目標指標を設定いたしております。  第3期では、改めて中心市街地課題を整理した上で、内閣府と調整した結果、空き店舗率中央町・府内町間を往来する歩行者通行量大分きゃんバス年間利用者数主要文化交流施設年間利用者数の4つを目標指標として定めております。  計画終了まであと1年を残しておりますが、課題の欄にありますように、新型コロナウイルス感染症影響が想定以上に長期化しており、全ての評価指標において目標達成は困難な状況となっております。  今後は、商工会議所などの経済団体交通事業者等で構成する大分中心市街地活性化協議会意見を頂きながら、内閣府とも調整し、第4期大分中心市街地活性化基本計画策定を進めてまいります。 ○国宗委員長   ただいまの報告に対しまして、委員皆様から質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○国宗委員長   執行部から、その他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○国宗委員長   最後に、委員皆さんから、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○国宗委員長   それでは、執行部皆さんはここで御退席をお願いいたします。お疲れさまでした。  〔執行部退席〕 ○国宗委員長   それでは、本特別委員会において重点的に調査研究するテーマについてです。  これまでの経過等をまとめた中間整理正副委員長案として作成しましたので、担当書記に読み上げさせます。 ○書記   A4縦の地域活性化対策特別委員会中間整理と書かれた資料を御覧ください。  こちらの資料が、これまで本特別委員会調査を実施したテーマに関する中間整理でございます。  まず、2ページ目を御覧ください。  1、はじめにとして、本特別委員会調査事件調査テーマ及び目的等を記載しております。内容につきましては、6月にテーマを御決定いただいた際にお配りした資料と同じものとなっております。  次に、3ページを御覧ください。  こちらは、委員会委員一覧委員会開催実績を記載しております。  次に、4ページを御覧ください。  4、調査視点として、御覧の4項目を、5、調査研究等についてとして、令和3年6月、9月の委員会執行部から受けた報告や、1月に実施したコープおおいたとの意見交換について、調査研究概要意見交換で出た意見要望について記載しております。  調査研究等については、これまでの調査の振り返りも兼ねて、読み上げさせていただきます。  ①本市現状について。執行部から本市地区ごとの人口、高齢者数軽自動車保有者数、要介護者数の推移や、佐賀関野津原地区における日用品等販売店分布図大分消費者購買実態調査報告書等について説明を受け、現状を把握した。同報告書では、平成29年度には佐賀関地区で5割以上、野津原地区で3割以上が、令和2年度には佐賀関地区で5割以上が、日常の買物に不便を感じているとの回答データが示された。  委員からは、大分消費者購買実態調査において、野津原地区買物に不便に感じている人の割合平成29年度から令和2年度にかけて減少したことに対して質問が出た。  ②執行部取組について。執行部から、市内の過疎対策事業等内容大分過疎地域持続的発展計画について説明を受けた。また、ふるさと団地元気創造推進事業取組やふれあい交通運行状況など、買物弱者支援に関連する取組説明民間事業者取組事例紹介等を受け、取組に対する理解を深めた。  委員からは、民間事業者取組事例内容について質問が出た。  ③民間事業者取組について。生活協同組合コープおおいた生活サービス事業本部廣瀬孝本部長を招き、宅配サービス移動販売送迎サービス等コープおおいたの買物支援に関する事業説明を受け、意見交換を実施した。  委員からは、移動販売送迎サービス等利用状況収支状況などについて、意見質問が出た。  行政に対する意見要望としては、以下の5点が挙げられた。  ①買物支援に関する地区別のニーズについては、過疎地域小規模集落より、スーパー等が撤退した成熟住宅地のほうが高い。  ②移動販売宅配ステーションを始めても地域によっては継続できないこともある。単に買物のみの支援ではなく、地域活性化や要介護支援など様々な視点からの支援コミュニティ策一環として実施するために、行政との連携が必要である。  ③生協では、大分市との包括連携協定一環として社会貢献事業を行っているが、そのことが浸透しておらず、地域によっては利益追求のための事業であるとの意見が出ることもある。各支所と連携しつつ、生協の趣旨を広く周知してほしい。  ④移動販売送迎サービス事業は単体では採算が取れず、ほかの事業の財源を活用して運用しているため、様々な角度から支援が必要である。
     ⑤各事業において、販売送迎の頻度を上げることで利用者にとって利便性の向上につながるが、地域貢献としてより多くの人に寄り添い、持続可能な事業として経営を成立させることを考えると難しい部分もある。 ○国宗委員長   今までの取組について説明がありましたが、この正副委員長案について御意見等はございませんでしょうか。 ○仲道委員   資料の4ページ、5番の①、令和2年度の野津原地域データはありませんか。 ○書記   野津原地域データはありますが、買い物に不便を感じている人の割合平成29年度は3割以上おりましたが、令和2年度には1割以下になっておりました。 ○仲道委員   それも入れたほうがいいと思います。不便さがなくなってきているというあかしになると思いますが、正副委員長に任せます。 ○国宗委員長   ただいま仲道委員から、令和2年度の野津原地域データ中間整理に含めてはという提案がありましたが、正副委員長案に入れてもよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○国宗委員長   では、そうさせていただきます。  その他、何かございませんでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○国宗委員長   それでは、残りの部分正副委員長案のとおりとさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、今後の委員会の方針についてですが、今後は、12月の提言または提案に向けて行政視察を行いたいと考えております。新型コロナウイルス感染症影響もありますので、オンラインでの視察も含めて考えておりますが、日程については今後調整したいと考えております。  現時点で、調査テーマに関して参考にしたい他都市取組はありますか。  〔「なし」の声〕 ○国宗委員長   それでは、今後の視察等については、正副委員長に御一任いただいてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○国宗委員長   それでは、今後検討させていただきたいと思います。  なお、他都市取組について、お手元経済産業省が取りまとめております令和3年度の地方公共団体における買物弱者支援関連制度一覧を抜粋した資料を配付しておりますので、参考にしたい取組がありましたら、事務局までお知らせいただければと思います。  以上で委員会を終わります。お疲れさまでした。                              午後1時15分散会...